約3割が「これを言われたら別れると思う」と答えた　恋人への絶対NGフレーズ

■理解できなかったリーダーの言葉

Sirabee編集部が話を聞いた30代会社員女性のAさんは、以前組んでいたバンドメンバーとのエピソードを振り返る。

「年齢も職業もバラバラな社会人バンドでしたが、リーダーの人柄もあって、皆仲がよかったです」とAさん。

「そのリーダーがあるとき、お酒の席でサラッと『いくら好きだと思っている子でも、仕事と私どっちが大事なの？　って言われたら、ちょっと難しいかな』と言ったんです。これを当時の私は“意外と冷たい人なんだな”と感じてしまい、悪い意味でずっと印象に残っていました」。

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■大人になって分かった「働くということ」

しかし、自身も就職して忙しく働くようになった現在では、「当時まだ私は20歳くらいで、未熟だったなぁと思います」とAさんは語る。

「働くことは、即ち自分や家族の生活のためでもあり、仕事には責任が伴うので、絶対に疎かにはできない。私自身も最近、一番の親友の誕生日を仕事ですっぽかしてしまって…。でも、笑って『気にしないで』と言ってくれたその優しさに救われました。そのときふと、リーダーの言葉は冷たいのではなくて、それだけ仕事や家族に対して責任感のある人なんだなと、信頼できる人の言葉だったんだなと思いました」と話していた。

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（取材・文／Sirabee 編集部・衣笠 あい）