小池都知事、GW中の感染状況に言及 「増加比100%を下回ってますが…」
小池都知事、ゴールデンウィーク中の感染状況を説明。3回目のワクチン接種については…。
6日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。ゴールデンウィーク中の感染状況について言及した。
■感染者は減少傾向だが
会見冒頭、新型コロナウイルスについて触れた小池都知事。4月28日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は、約5,050人に対して、5日の感染者は2,030人、7日間平均でも3,016人と減少傾向にある。
しかし、「今週も新規陽性者数は増加比100%を下回っていますが、ゴールデンウィーク中の休診などの影響を受けた数値であることから、報告数の評価には注意が必要であります」と説明する。
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■帰省や旅行をした人は…
ゴールデンウィーク中に帰省や旅行をした人に対しては、「お近くの無料検査所などで、検査をぜひ受けていただければと思います。また、ご自身の体調が少しでもおかしいなと感じられたら、どうぞ積極的に診療検査医療機関の受診をお願いしたいと思います」とアナウンスする小池都知事。
5日にはUターンラッシュのピークを迎え、日本各地の高速道路で数十キロにわたる激しい渋滞が発生した。
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■3回目のワクチン接種
大きな武器となる3回目のワクチン接種。東京都では、14カ所の大規模接種会場を運営しており、予約なしの接種や大学や企業単位での団体接種を行っている。
小池都知事は最後に、「どうぞご自身と大切な人を守って、安全な社会を作るということからも、このゴールデンウィーク期間を利用して接種のお願いをいたします」と都民にお願いをした。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)