ひろゆき氏、岸田首相の「注視していきたい」に苦言 「言うだけで何もしない」
『アベプラ』ひろゆき氏が、岸田首相の「ウクライナは明日の東アジアかもしれない。動向を注視したい」という発言に対し、「言うだけでなにもしない」苦言を呈した。
6日、2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が『アベプラ』に出演。岸田文雄首相のイギリスでの記者会見での発言について苦言を呈した。
■岸田首相が危機感あらわに
現在イギリスを訪問中の岸田首相は、ジョンソン首相と首脳会談を行い、ロシアの力による現状変更を強く非難。
ウクライナ情勢を踏まえ、中国による台湾有事について「ウクライナは明日の東アジアかもしれない。ウクライナ情勢に対し、釈然として対応し、そして台湾海峡の平和と安定、これについて引き続き関心を持って注視していきたい」と危機感をあらわにした。
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■「言うだけで何もしない」
ひろゆき氏は、岸田首相の発言に対し、「岸田首相がいつもどおり言うだけで何もしないってやつだと思うんですけど」と厳しい意見。
続けて、「台湾有事がほんとうに起こるのであれば、自衛隊員が武器を持って、中国人を殺すってことを法律上できるようにしなければならないと思うんですよね」とし、「そうしないと台湾で何か起こった時に見てるだけになっちゃう」とコメントした。
ひろゆき氏は、政府の動きについて「じゃあ、その法律化っていうのを自民党やってますか?」と問いかけ、「全くやっていないので、『有事』『緊張』『注視』と言っているだけで、相変わらず何もしていないと思っています」と苦言を呈した。
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■共感の声も
ひろゆき氏の「言うだけでなにもしていない」「法律を変えるべき」というコメントに対し、ネットでは、「岸田首相が口だけなのは共感」「結局政府はずっと何もしてない」と共感の声が寄せられた。
一方、「そこまで言うなら政治家になるべき」「クリアすべきことが多すぎるし、明日明後日で変えられることじゃないしなぁ」といったコメントもみられた。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)