高須院長、”屋外ノーマスク化”で持論展開 医師仲間も「ゴルフのプレイ中に…」
東京都医師会長が「屋外でのマスク着用見直し」を求めた報道に高須克弥院長が言及。
高須クリニックの高須克弥院長が、10日夜、自身の公式ツイッターを更新。新型コロナ感染対策としての屋外でのマスク着用について身近なエピソードを紹介している。
■医師もゴルフ中はノーマスク
高須院長がツイートしたのは、10日21時7分。東京都医師会の尾崎治夫会長が10日に行なった定例会見についての報道を引用して紹介した。尾崎会長は、ソーシャルディスタンスを保てる屋外では「マスク着用を見直していいのではないか」と述べている。
高須院長は、この記事へのリンクを貼ったツイートで、「僕はゴルフのプレイ中にマスクしている医師会会員を見たことがありません。僕らはノーマスクの同業のパートナーを決してとがめません。医師どおしの阿吽の呼吸です」と自身のエピソードを紹介。
医師もゴルフのラウンド中はマスクをしていないこと、高須院長も”阿吽の呼吸”でそれをとがめないことを説明した。
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■欧米では屋外ノーマスクに
第6波の感染拡大も落ち着きつつあり、ポストコロナの出口戦略が模索されている昨今。東京都医師会長の発言と高須院長のリアルなエピソードは、大きな注目を集め、投稿から1時間ほどで300件を超えるいいね! を集めている。
欧米では、屋外ではマスク着用を義務化しない動きが急速に拡がっており、海外の街中を紹介して映像でマスク姿の人はほとんど見ることができない状況だ。
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■日本は6割が「まだ必要」
一方、Sirabee編集部が全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、今年4月の段階で「密でない屋外でのマスク」について「もう不要」と答えた人は40.4%。「まだ必要」と答えた人が59.6%に及んだ。
世間の目を気にしがちな日本社会。熱中症リスクを避けるためにマスクを外したくても、政府や自治体などによる公的な情報発信がなければなかなか実行に移しづらいのが日本人らしさなのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)