森で偶然発見されたミステリアスな“女神像” これぞ令和の「七不思議」だ…

「よみうりランド」付近で発見された謎の石像。謎が謎を呼び…。

2022/05/12 05:15

森で見つかった女神像

神奈川県川崎市麻生(あさお)区にある約10ヘクタールの緑地「多摩美(たまみ)地区」。この森で突如、謎に包まれた“女神の石像”が発見され、歴史的価値のある大発見か、はたまた誰かが設置したのかネット上で話題を呼んでいる。


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■草むらの中で発見

小田急小田原線「読売ランド前駅」から徒歩20~30分の場所にある多摩美の森。様々な樹木が生い茂り、都心から近いエリアながら多様な動植物の生態系が残る地元住民の憩いの場である。

事の発端は4月下旬、現地で森の保全活動・管理を行っているボランティア団体「麻生多摩美の森の会」メンバーが、草むらの中で優しく瞳を閉じる“女神像”を発見したことから始まった。なんかすごくありがたいお顔立ちだ…。


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■区役所も管理団体も「わからない存在」

森で見つかった女神像

大きさは小さく、大人の膝まで届かないほどの全長。肩から下が地中に埋まっているようにも見えるが、実際には胸元から上だけの物で、持ち運びもできるような重量だそう。

「数ヶ月前、とある人から区役所に『あの石像は何なのか』と問い合わせが…。我々は森の維持管理のため定期的に草を刈ったり切ったりしているので、区役所から『詳しいこと知ってますか?』と確認の連絡があったのです」と発見までの経緯を話すのは麻生多摩美の森の会・田中肇会長。

「我々も知らなかったので4月に入ってうっそうとした草むらを調査すると、木の陰になるような位置で発見。設置理由が一切わからないので、とりあえず周囲の草を綺麗にして、情報提供を求める看板を立てたのです」(田中会長)。

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