都内某所の信号機、ウルトラ級の異変が起きてしまう これもう「シン・ゴウキ」だろ…
本日より封切りとなる映画『シン・ウルトラマン』だが、ネット上では「シン・ゴウキ」とも呼ぶべき素晴らしい信号機が話題に…。
■簡単に撮影しているように思えるが…
テレビ番組はもちろんネット上で見かける写真や動画などは、見ている分には気づかないが、実際はかなりシビアなアングルから撮影されているケースも少なくない。
今回話題となったカラータイマー付きシン・ウルトラマンも同様で、じつは「信号機を胸元に合わせる」「ウルトラマンにしっかりフォーカスする」の2点をクリアするには、忍耐力と精神力が必要となってくるのだ。
まず、ベストポジションで撮影するには場所が限定されているため、同様のショットを狙う人がいる場合は、順番などのマナーに気を付けよう。
そしてココからが本題なのだが…ウルトラマンの巨大さを上手く表現した上で胸元にカラータイマー(信号機)を配置するには、しゃがみ込んで歩道スレスレになり、見上げるような角度から撮影しなければならない。
当然目の前は車道なので、大型車が停車している際は写真に写り込まないよう発車を待つ必要があるうえ、地面に這うようなスタイルでカメラを構える姿は、かなり異質なため信号待ち中の運転手から奇異な目線を送られてしまうのだ。
しかし、恥ずかしさに耐えられない…! と立ち上がると、今度はカラータイマーの位置が低くなるわ付近の街路樹が映り込むわで、狙ったショットにならない。お目当ての写真を撮るには「地面ギリギリまでしゃがむ」「車両の通行を辛抱強く待つ」の2点を徹底する必要がある。
いわば撮影者には「羞恥心」という名のカラータイマーが取り付けられた状態となっているのだ。
また盲点となりがちだが、車道用の信号は左から順番に青(緑)、黄、赤となっているため、撮りたいカラータイマーの色に応じて横移動をしなければならない点も覚えておきたい。
もちろん、車道に入ったり歩道の真ん中でしゃがみこんだりと、危険かつ迷惑な行為は避けるように。あくまでも他人の邪魔にならないよう気をつけてほしい。
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■バンダイの回答は…
なお今回の信号との「コラボ」背景についてバンダイに問い合わせてみたところ、残念ながら「回答は控えさせてほしい」とのこと。
残念ながら背景は明らかにならなかったが、本社に大きく表示されたウルトラマンと信号の見事なシンクロぶりを見れば、同社がいかにウルトラマンを愛しているかは一目瞭然であろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)