上島竜兵さん急死、報道ガイドライン守らぬテレビ局に厚労省が警告 「許せない」の声も

厚生労働省が各マスコミに発信した「WHO自殺報道ガイドライン」。それを無視する一部メディアに向け、再度注意喚起を行う投稿に反響が。

2022/05/13 05:15



■資料の中身

その資料には、「以下のような放送・報道は、自殺リスクを高めかねません」として「自殺で亡くなった方の自宅前等から中継を行う」「街頭インタビューで、市民のリアクションを伝える」など避けるべき報道事例が追加記載されていた。また文字も赤字を多用するなど、より注意喚起面が強調されている。

現場での中継や路上インタビューを行った『めざまし8』(フジテレビ)、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)などに向けての警告と見られる。


関連記事:兼近大樹、上島竜兵さんの訃報で生放送中に涙 「安易に想像して発言はできない」

■「許せない」と怒りの声

ネットでは一連の騒動について、「厚労省、自殺報道についてだいぶ怒っているように見える」「対応が迅速」「これは厚労省GJ(グッジョブ)」と同省の対応について評価を示す声が。

また一方で、プライバシーを軽視したテレビ報道に「許せない」「そっとしといたげてくださいよ本当に…」「遺族や関係者に配慮も何もない」と怒りの声が上がる事態となっている。


【主な相談窓口】

いのちの電話 ナビダイヤル=0570-783-556(10時~22時)、フリーダイヤル=0120-783-556(16時~21時。毎月10日は8時~11日8時)

日本いのちの電話連盟(https://www.inochinodenwa.org)

・合わせて読みたい→上島竜兵さん死去で『ラヴィット』生放送が話題 川島明の「覚悟」に反響

(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

書籍『もしも「死にたい」と言われたら』【Amazon】

訃報厚生労働省ダチョウ倶楽部上島竜兵おくやみ羽鳥慎一モーニングショーめざまし8
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング