小池都知事、GW後の感染状況に言及 「積極的に診療・検査医療機関の受診を…」
小池都知事、若い世代のワクチン接種率の低さについて言及。都内では14の大規模接種会場を運営しており…。
13日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。ゴールデンウィーク後の感染状況について言及した。
■感染者は増加傾向にある
会見冒頭、新型コロナウイルスの感染状況について触れた小池都知事。5日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は、約3,016人に対して、12日の感染者は4,216人、7日間平均で3,949人と、増加傾向にある。
爆発的な感染を防ぐためにも「ちょっと調子がおかしいなと感じられた時は、出勤や登校、外出をお控えになる。それから積極的に診療・検査医療機関の受診をお願いします」と説明した。
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■若い世代の接種率が低い
感染の連鎖を断ち切るためには、3回目のワクチン接種が重要となる。東京都全体の接種率が54.8%(11日時点)に対し、12~19歳が22.4%、20代は37.7%と若い世代の接種率が低いことが分かる。
ワクチン接種については、「ご自身と大切な人を守る。また、安全な社会を作るということにつながりますので、ぜひ接種の方のご検討いただきたいと思います」と都民にアナウンス。
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■3回目のワクチン接種
東京都では、14カ所の大規模接種会場を運営しており、予約なしの接種や大学や企業単位での団体接種を行っている。3回目のワクチン接種を受けていない方は、チェックしてみてはいかがだろうか。
小池都知事は最後に、「都民の皆様には、こまめな換気、3密の回避、マスクの着用など、いつも心において行動をお願いいたします」と基本的な感染防止対策の徹底をお願いした。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)