乙武洋匡氏、松本人志の言葉に支えられ参院選出馬宣言　「特別な存在で恩を感じる」

作家の乙武洋匡氏が20日、東京・新豊洲Brilliaランニングスタジアムで開催された「乙武洋匡 第26回 参議院議員通常選挙 出馬表明会見」に出席。お笑いコンビ・ダウンダウンの松本人志の言葉に支えられてきたことを告白した。

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■出馬を表明

会見会場に新豊洲Brilliaランニングスタジアムを選んだ理由について乙武氏は「ここは、仲間と共に取り組んできた『義足プロジェクト』のトレーニングを積んできた場所であり、非常に思い入れの深い場所なんです」と語る。

続けて「大切なご報告をさせていただくために、諦めないという思いが詰まったこの場所を選ばさせていただきました」と説明した。

そして「この夏に行われる参議院議員選挙に、東京選挙区から、どの政党からも支援を受けない完全無所属として立候補させていただくことを決意しました」と発表した。

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■松本人志に立候補を報告

芸能関係者からの応援を問わると「メディアでお仕事をなさっている方々に応援をお願いするということは、自分からは致しません」と回答。

一方で「義足プロジェクトの最終章となる国立競技場でのイベントの前日に、松本人志さんにお電話をして『100mにチャレンジしてくる』ということと、この立候補の件はご報告をさせていただきました」と明かした。

さらに「松本さんは特別な存在で『乙武さんは社会にとって必要な人だとおもう』とおっしゃってくださり、何度も励ましていただきました。義足プロジェクトもずっと応援してくださり、恩を感じています。この6年間『社会に必要な人だと思う』という言葉が支えになっていました」と話した。