亀田誠治氏とシシド・カフカが対談 『新美の巨人たち』新テーマ曲の配信開始
『新美の巨人たち』の新テーマ曲を手掛けた亀田誠治氏が28日に初出演。シシド・カフカと日比谷野音の魅力を語る。
■国内で唯一無二の野外音楽堂
通称「日比谷野音」の名で親しまれる「日比谷公園大音楽堂」は、来年で100周年を迎える。その歴史は古く、1923年に開設以来、1954年・1983年の改築を経て現在に至る。
国内では代名詞的存在ともいえる野外音楽堂であり、今やロック・アーティストにとって、そのステージに立つことはひとつのステータスだ。その歴史や建物の魅力…現在の音楽シーンを牽引するこの空間が、いかにしてプレイヤーやオーディエンスを熱くさせ、一体感を生むのか。番組ではその魅力に迫っていく。
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■「多くの人に最高のものを届けたい」
同番組で初共演となる亀田氏とシシド、また同局番組プロデューサーの林祐輔氏よりコメントが届いている。
亀田氏:入口をとにかくたくさん作ることが大事だなと思って。音楽の感動だったり、素晴らしい出会いというのは本当に身近なところにあるんだっていうことを、僕は多くの人に伝えたいんです。曲を作る時もそうだし、アーティストをプロデュースする時もそうだし、「日比谷音楽祭」のようなイベントを開催するときも、やっぱりそういう気持ちなんですよね。
入場無料なんですが、フリーイベントというのは、入口にはなんの敷居もハードルもないから、「みんな寄っておいで! とにかく来れば、この場所に来れば、日比谷公園に来れば音楽を体験できるから! 体感できるから! しかもその音楽はとびきりのアーティストたちが鳴らしている音楽だから!」…という、“とびきりの体験”をすることがすごく重要。入口がとびきりのものであることによって、魂のすごく深いところまで音楽が刻まれる。それが「日比谷音楽祭」が目指すところです。そこから先は自分のお気に入りを見つけて、自分の好きなものの幅をどんどんどんどん広げていって、そこにお金を使って下さい、と。そのための“無料”なんですよね。
僕が目指していることは、より多くの人に最高のものを届けていくこと。すべては自由なところから始まって欲しいと思っていて、たぶんこの辺のコンセプトが「新美の巨人たち」のアートに対する気持ちと、すごく近いんじゃないのかなと思います。一点の淀みも段差の違いもなく、一緒になれるような気がしました。