小池都知事、緩やかな減少傾向の感染状況に言及 今後の対策については…
小池都知事、現在の感染状況について説明。緩やかな減少傾向にあるものの、基本的な感染防止対策を…。
状況
27日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。感染者の減少を推し進めるための対策について言及した。
■感染者は緩やかな減少傾向
会見冒頭、新型コロナウイルスの感染状況について触れた小池都知事。19日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は約3,689人だったのに対して、26日の感染者は3,391人、7日間平均で約3,281人となっている。
これに対し、「新規陽性者数は緩やかな減少傾向にあるということ。入院患者数は横ばいで、重症患者数は低い値で推移しているという事であります。昨日が(26日)3名でありました」と説明した。
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■感染を広げないためにも…
このまま感染を抑えるため、「引き続きこまめな換気、3密の回避、マスクの正しい着用など、基本的な対策ですね。2年以上同じことを申し上げていますが、引き続き実行していただくようにお願いします」と改めて基本に立ち返った対策の徹底をアナウンス。
感染の原因になりやすい外食の際は、感染防止対策がされている認証店の利用を勧めた。
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■3回目のワクチン接種の状況
感染の連鎖を断ち切るためには、3回目のワクチン接種が重要となる。東京都全体の接種率は57%(25日時点)であるのに対し、12~19歳が26.5%、20代は40.6%と若い世代の接種率が低いことが分かる。
東京都ではワクチン接種の促進に向けて、「TOKYOワクション」を実施。3回目の接種をした人には、「東京文化会館バックステージツアー」「東京芸術劇場ツアー」「東京ゆかりメダリストサイン入りトートバック」といった特典が用意されている。応募期間は5月31日~6月17日となっているので、気になる人は福祉保健局のホームページをチェックしてみてはいかがだろうか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)