「ピンキーちょうだい」でおなじみのアレ、進化していた メーカーの気遣いに感動…
2000年代前半に大人気だったピンキー。じつは、別の形で「復活」していて…。
「ピンキーちょうだい、ピンキーちょうだい」──。2000年代前半、頻繁に流れていたテレビCMのこのフレーズに聞き覚えのある人も多いのではないか。
湖池屋が販売していたタブレットのお菓子「Pinky(ピンキー)」だ。ピンキーは18年に販売終了したのだが、じつは進化を遂げて「復活」していて…。
■甘酸っぱい説も…
ピンキーは97年に発売された、ピーチやグレープなど食べやすいフルーツ味で、小型パッケージに入ったタブレット。かわいいサルのマスコット「ピンキー・モンキー」も有名だ。
商品の中にハート型の粒が入っていることがあり、「ハート型のものを片思いの人に食べてもらうと両思いになる」という噂が広がり、当時の女子高生や若い女性の間で人気を集めた。
だが、18年に生産が終了。ショックを受けた人も多かったのではないだろうか。
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■機能性表示食品に進化
突然の販売終了から2年経った20年10月、口の乳酸菌LS1を含む機能性表示食品「Pinky FRESH(ピンキーフレッシュ)」として復活したのだ。同商品は、生きたままの乳酸菌を噛まずになめることで口のすみずみまで広がり、口内ケアができるという優れもの。驚きの進化を遂げているのだ。
ただ、ネット上では「ピンキー食べたいけどもう売ってないよね」「ときどきピンキー食べたくなるんだけどどこにも売ってない」「いつからスーパーに売ってないの?」など、「復活」を知らない人の声も見受けられる。コロナ禍になって以来、連日不穏なニュースが流れ、身の回りの生活にも影響を及ぼしているため、せっかくの朗報も一部の人たちに届いていなかったのかもしれない。