馬券が全然的中しない粗品 予想した22レースを徹底的に調べて分かった事実に衝撃

本命馬が全然こない霜降り明星・粗品。予想したレースを徹底的にしらべてみると、衝撃の事実が…。

2022/05/31 04:00


霜降り明星・粗品

今、競馬業界を席捲する霜降り明星粗品の友人という設定の「生涯収支マイナス1億円君」(以下、マイ億君)。馬券を当てるのではなく、豪快に外し続けるという新たなエンタメでコアな競馬ファンだけでなく、ライトなファンからも人気を集めている。

毎週のように自身のYouTubeチャンネル「粗品 Official Channel」でレースの予想動画を投稿しているのだが、なかなか当たらない。今回、その理由を探ってみると…。



■今年の重賞は22戦して1勝

春のG1シーズンも終盤を迎えた5月末、毎週土曜日に投稿されるマイ億君の予想動画を楽しみにしている人も多いだろう。29日に行なわれた「G1・第89回日本ダービー」での本命は、3.5倍の一番人気に支持されたダノンベルーガ。単勝99万9,000円を購入するも、最後の直線で弾けず4着に終わった。

これで今年の重賞レースの成績は22戦してわずか1勝だが、意外にも予想方法は理論的。レースの展開や枠順を考え、条件に合う馬を本命に指名するのだ。動画内で発表されるレースの展開予想はよく当たるものの、なかなか馬券に反映されない。

その原因を探るため、マイ億君が予想した22レースを振り返ってみる…。


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■本命馬の傾向を調べると

まずは本命の傾向を見てみると、ほとんどが逃げ・先行タイプの脚質で、追い込み馬の指名はない。差し馬を指名する場合もあるが、後ろすぎない位置でレースを組み立てる馬や操縦性の高い馬を好む傾向にある。

本命馬の着順は、1着1回、2着1回、3着1回、4着以下19回と馬券になったのは3回のみ。本命馬は平均4.5番人気(平均単勝オッズは10.1倍)と、馬券の組み合わせ次第では高配当を見込める馬が多く、購入馬券は1-2-3着を着順通りに当てる3連単が半数以上を占めていた。

一番重要な回収率は、驚愕の12.6%(予想した馬券を1点100円ずつ均等に買った計算)。競馬の平均回収率が約75%といわれているので、いかに低い数字なのかが分かるだろう。

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■じつは予想が上手なマイ億君
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