下水を処理したリサイクル・ビール 「環境に最も優しい飲料」と世界が注目

食糧難に備えるため、今後は昆虫食が増えていくという説もある。

2022/06/02 10:00

乾杯・ビール

地球温暖化、水・食糧の不足や大気汚染など、今、人類は山積みの環境問題を抱えている。そんな中、シンガポールでは深刻な水不足に対処すべく、下水を再利用したビールが発売され、話題を呼んでいる。『Indiatimes』や『Firstpost』などアジアのメディアが報じた。



 

■高性能フィルターでろ過

このたび新発売となったのは、人々の排泄物や生活排水などが含まれる下水を処理した水で作られた、リサイクル・ビールの『NEWBrew』だ。

イギリスのBBCによると、これは「環境に最も優しいビール」として注目を集めている。再利用される下水は、超高性能フィルターで数回ろ過されてシンガポールの水道に汲み上げられ、厳格な水質検査により、安全に飲めることが証明されているという。


関連記事:ずさんすぎる「水道停止」詐欺メールがネットで話題 しかし実際に被害者も…

 

■水不足の認識を高めるため

NEWBrewは、国営水道局(PUB)と地ビール醸造所である『Brewerkz』が、長年かけ共同で開発してきた自信作だ。ビールの主成分は90%以上が水分であり、ともに「シンガポール国民に水不足の現実を認識してほしい」としている。

そして4月17日から21日にかけてマリーナ・ベイ・サンズで開催された、上下水道関連ではアジア最大規模の国際展示会「シンガポール国際水週間(Singapore International Water Week)」で、NEWBrewは世界に向けてお披露目された。

[新・辛口<生>ビール]アサヒ スーパードライ 缶 [ ビール 350ml×24本 ]【Amazonでチェック】

次ページ
■後味は「ハチミツを焼いたよう」
ビール温暖化環境問題話題リサイクルシンガポール食品ロス翻訳記事下水マリーナ・ベイ・サンズNEWBrew
シェア ツイート 送る アプリで読む


人気記事ランキング