イーロン・マスク氏の「出社通達」が波紋 コロナ後に毎日出勤を希望する人は1割以下
「最低週40時間のオフィス勤務」を求めるメールが流出したテスラのイーロン・マスクCEO。コロナ後にオフィス復帰を希望するか調査してみたら…。
■「毎日出勤」は5.9%
今年4月26日から5月2日にかけて実施したインターネット調査で、コロナ収束後の理想の働き方として「毎日オフィスに出勤」と回答した人は、わずか5.9%。最も多かった回答は、「出勤かテレワークかを都度選択」で63.3%。「毎日テレワーク」が30.8%だった。
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■20代以下は4割がテレ継続希望
今回の調査結果は、世代別でも大きな差が見られた。コロナ収束後も毎日テレワークを希望する割合が最も高かったのは10〜20代で、38.2%。年代が上がるごとに毎日テレ派が減少し、60代では10.9%にとどまっている。
ある程度のITリテラシーがないと仕事にならないテレワーク。また、家族と同居する世帯よりは一人暮らしの若い世代のほうが対応しやすい側面もある。
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■女性にやや多い毎日テレ派
また、男女別に見てみると、「出社かテレワークかを都度選択」という割合にはほぼ差がなかったが、毎日テレワークを希望する割合は女性のほうが4ポイント高い結果に。
子育てしながら働きやすいというメリットもあるテレワーク。女性の社会進出の一助になっている可能性もあり、日本企業はどのような舵取りをしていくのか、注目される。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,433名 (有効回答数)