離陸直前の機内で兄弟の片方がパンツ下げ逮捕 搭乗前に大量飲酒しけんかに発展
大量飲酒はフライトにおける迷惑行為、そして身体的トラブルの一大要因だ。
■罰金刑にブラックリストも
逮捕されたのは、シドカップ出身のアルフィーおよびケネス・スプリングソープの2名。ともに同エアラインのブラックリストに登録され、計5万英ポンド(日本円にして約816万円)の罰金を支払うよう命じられた。
警察官に抱き抱えられながら降機した兄弟は、どちらも足元がふらふらで、搭乗前にウォッカをボトル1本半飲んだと供述したという。
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■空の旅で大量飲酒は危険
飛行中の機内は気圧が低く酸素濃度が薄いため、末梢血管が拡張してアルコールの回りが早く、かつアルコール分解速度が遅い。
大量飲酒は、フライトにおける迷惑行為や身体的トラブルの一大要因であり、近年は機内でアルコールを提供しない、あるいは有料とする航空会社が急増。その分、搭乗前に空港内のバーなどで深酒する乗客が少なくないことが、頭の痛い問題だという。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)