コロナワクチン4回目接種を希望する? 対象外の若い世代でも5割が…
5月25日から始まったコロナワクチン4回目接種。主に高齢者が対象だが、希望者を調査したところ…。
5月25日からスタートした新型コロナウイルスワクチンの4回目接種。これまで、日本国内のコロナワクチン接種は、5歳以上の全ての居住者を対象にしてきたが、4回目は60歳以上の高齢者と、18〜60歳で基礎疾患を有するもしくは重症化リスクが高いと医師が認める人が対象だ。
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■6割がブースター接種済み
首相官邸ホームページの発表によれば、6日現在で3回目接種を終えた割合は対象者全体の59.8%。ただし、高齢者では89.3%にのぼっている。2回目接種までを終えた人は全体の8割以上、高齢者では9割以上に及ぶのと比較すると、とくに若年層においてやや伸び悩みが見える。
4回目接種は、感染を防ぐ効果は比較的早く低下するものの重症化を防ぐ効果は接種から6週間経過してもさほど低下しないで維持されるという研究結果が報告されている。そのため、4回目接種は、全員ではなく重症化リスクの高い人が選ばれることとなった。
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■接種希望は半々
とはいえ、感染第6波も収束しつつある今、どれくらいの人が4回目接種を希望しているのだろうか。Sirabee編集部が全国10〜60代男女1,590名を対象に調査したところ、「早く接種したい」と答えたのは7.1%。「いずれ接種したい」が42.5%。
「摂取したくない」が最も多く、50.4%だった(2022年5月28日〜6月6日に調査)。
現在の制度では国民の大半が対象外ということもあってか、接種についての希望は大きく割れる結果となった。