外国人観光客の受け入れ再開をどう思う? 約8割と圧倒的多数の答えは…
10日から受け入れ再開される海外からの観光客。世間の印象を調べてみたら…。
10日、いよいよ海外からの訪日観光客の受け入れが再開される。当初は、感染リスクが低い国や地域からの「添乗員つきパッケージツアー」に絞られる方針だ。約2年ぶりの受け入れとなる。
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■最盛期の0.8%に激減
コロナ禍前は、外国人観光客のインバウンド需要や爆買いによって潤っていた日本の観光産業。日本政府観光局によれば、2018年・19年と2年連続で訪日客は3,100万人を超えていた。それが、2021年には24万人と、0.8%にまで激減したことになる。
海外ではすでに外国旅行も活発化している地域もあり、日本でもホテルや鉄道、バス、航空会社、また外食産業など、多くの事業者が再開を心待ちにしていたはずだ。歴史的な円高も、岸田文雄首相が5日、「外国の観光客には追い風」と発言したように、チャンスに働く可能性がある。
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■マスク着用などで海外と温度差も
一方で、政府が「距離が確保できる、もしくはほとんど会話しない屋外ではマスク不要」との指針を発表しているにも関わらず、いまだ街中ではほとんどの人がマスクを外さない日本。
すでにマスクを着けている人がほぼ見られない欧米とは価値観が異なるという側面もあり、また人の移動が新たな変異株をもたらすリスクなどを心配する向きもあるだろう。世間の意識は、どうなっているのだろうか。