道端で発見した謎の塊、正体がストロング系すぎる… 「効果あるのか」とツッコミの嵐
大阪府某所で、あまりに「パワー系すぎる」盛り塩を発見。一体どのような状態で置かれていたかというと…。
■さすがに神様も怒ると思ったが…?
あんま岩塩で盛り塩やらんやろ pic.twitter.com/Y1q5cK1vZ4
— 永久保存 (@hozonno_hozonna) May 15, 2022
ツイート投稿主・永久保存さんに、発見時の様子について尋ねると「大阪の某商店街で、夜中に歩いてたら見つけました。一旦は通り過ぎたのですが『今のは岩塩では?』と思い、戻って確認したところ、やはり岩塩でした」という回答が。笑いの街・大阪ならではの「ウケ狙いで置かれた盛り塩」という線もありそうだ。
じつは以前、ツイッター上では「プッチンプリンの形をした盛り塩」が大きなバズりを見せたことがあり、その際にも静岡木工に是非を訪ねた経緯があるのだが、同社の回答は「当社と致しましては『この様な形にしてはいけない、好ましくない』といったご案内は特にしておりません」というものであった。
しかし、さすがに「岩塩の盛り塩」は規格外すぎるのではないか…と予想していたのだが、静岡木工からは「岩塩をそのまま盛り塩として使用することに対しましては、当社としましても異論はございません」と、意外にも肯定的な回答が。
と言うのも、なんと同社では盛り塩と同じ用途として「丸い岩塩」を展開していることが判明したのだ。
関連記事:母の日のディナーはこれに決まり「ローストビーフ」注目&売れ筋ランキング
■「岩塩だからこそ」の利点があった
静岡木工が展開している「ボール型岩塩」は非常に綺麗な球体なのが特徴で、使用の際は「神の丸折敷」と呼ばれる商品を下に敷いて祀(まつ)ることを推奨しているそう。
「岩塩の盛り塩」と聞くと色モノのように感じられたのは事実だが、岩塩の形状を整え、周辺の設備を整えるだけで霊験あらたかな空気がグッと強まった印象を受けるから不思議である。
縁起物として愛されてきた盛り塩は「置く」だけでなく、設置後の「手入れ」も重要。しかしパウダー状の物質の管理は案外手間なもので、うっかり皿につまずいたり物をぶつけたりすると、せっかくの盛り塩をぶち撒けてしまった挙句、掃除に追われる羽目になってしまう。
だが「岩塩」であればそういったリスクを大幅に軽減でき、風通しが良いスペースなどでも安心して使用可能なのだ。
静岡木工からも「頻繁な交換はいらず、手入れも簡単です」「鉱石のようなマーブルカラーはインテリアとして置くのにもピッタリで、平均的に1年から1年半程度保ちます」という補足が見られ、聞けば聞くほど盛り塩として合理的な形状に思えてきた。
また、パウダーの塩では象るのが難しい「球体」を岩塩ならば容易に実現できるのも重要なポイントの一つで、静岡木工は「あらゆる形の中で球体は最も安定している形と言われています。そして同時に、無限の広がりを感じさせます」と、球体に秘められたポテンシャルについて補足してくれたのだ。
置く場所は通常の盛り塩同様、玄関や部屋の入り口、水周りが特に効果的だそう。またスタンダードな白色のほか、柔らかさや初々しさを印象付けるピンク色の岩塩が展開されており、インテリアとして活躍してくれるのも見逃せないポイント。
言うなれば日本古来のラッキーアイテムのである盛り塩は、今後も時代に即したデザインに形状を変えつつ、我われを見守ってくれることだろう。
・合わせて読みたい→島崎遥香の「ミラノ風ドリアの食べ方」が最高 無料の“調味料”をちょい足し…
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)