ファミマの二郎系ラーメンが激ウマ… ガチ勢の記者を唸らせた「仕掛け」
ファミマの濃厚マシマシラーメン。食べていると途中で味が変わって…。
立てばマシマシ、歩けばニンニク。ラーメン二郎と共に年を取ること30年…。
いまや二郎系のラーメンはコンビニで手軽に食べられるようになった。だが、悲しいかな、これまで「ジロリアン」の記者を唸らせる一杯とはなかなか出会えなかった。
この度、ファミリーマートから新発売した二郎系ラーメンはひと味違っていて…。
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■千里眼が監修
ラーメン二郎は、麺がうどんのように太く、丼には麺が見えないほど野菜が盛られた「山盛りスタイル」でおなじみだ。ラーメン二郎三田本店の影響を受けて作られているラーメンを「二郎インスパイア」または「二郎系」と呼ぶ。
7日、ファミマから発売された「二郎系」は、濃厚マシマシラーメン。人気の二郎インスパイアである「千里眼」が監修を手がけている。
値段は税込み598円で、一部店舗を除いた東北、関東、九州、沖縄で発売中だ。記者は20代前半のころ、週1でラーメン二郎に通っていたジロリアン。二郎の魅力に取りつかれ、気付くと体重46キロで細見だった身体は2年間で20キロ増量し、お腹周りも「マシマシ」になってしまった…。
コンビニで発売された二郎系ラーメンも多数食べてきたが、「ガチ勢」のためか、なかなかお気に入りの一杯が見つからなかった。
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■麺が本家に近い
とはいえ、コンビニの二郎系は毎回チェックしているため、今回も期待を込めて発売初日にファミマで購入。レンジで6分加熱し、麺をよくかき混ぜて完成だ。
まずはスープをすする。醤油が強めでニンニクも効いているが、「濃厚マシマシ」と銘打つほどではないと感じた。後に、この「第一印象」が間違っていたことに気づくのだった…。
麺を持ち上げて驚いた。本家に近いごわごわわしわしの太麺だ。食べてみると、小麦粉感が強めで食感も本格的。じつは、記者がコンビニの二郎系に納得できなかったのは、それぞれの商品の「麺」が少なからず影響しているのだ。
スープは本家に近くても、麺が細かったり、食感が異なるものが多かった。ファミマの完成度に驚きつつ、チャーシューを食べる。トロトロで脂が乗っていて堪らない…。