小池都知事、感染拡大防止と社会経済活動の両立について言及 10日からは…
小池都知事、「もっとTokyo」について言及。ワクチン接種を終えた人や陰性証明を持っている人は…。
10日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。感染拡大の防止と社会経済活動の両立を図るための施策について言及した。
■感染拡大防止と社会経済活動
会見冒頭、新型コロナウイルスの感染状況について触れた小池都知事。2日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は約2,261人だったのに対して、9日の感染者は1,876人、7日間平均で1,770人と減少傾向にある。
感染拡大の防止と社会経済活動の両立を図るために、東京都として「ワクチン接種を進めていただいております。その点が(両立を図るために)重要かと思います」と説明した。
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■大規模接種会場では…
感染拡大防止の大きな武器となる、3回目のワクチン接種。東京都の大規模接種会場では、これまでのファイザーやモデルナだけでなく、ノババックスを含む複数のワクチンから選択ができるようになっている。
このことに対し、「さまざまなニーズに対応が出来ております。これらを活用して接種をしていただきたいと思います」と小池都知事はアナウンス。
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■10日からは「もっとTokyo」
また、10日から3回目のワクチン接種を終えた人や陰性証明を持っている人に向け、「もっとTokyo」のトライアルを実施(6月10日~7月31日)。宿泊旅行は5,000円、日帰り旅行は2,500円が助成される。
小池都知事は、「ワクチンの接種。そして感染防止対策をしっかりと行いながら、都内の観光をお楽しみいただきたいと思います」と語った。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)