親の虐待疑った店員が「助けが必要?」のメモを見せ… 子供がうなずき通報に成功
子供は自ら虐待の被害を訴え出ることが難しい。周囲の大人が気づき、うまく聞き出すことが重要になる。
親によるわが子への冷酷な虐待。年齢が上がっても恥ずかしさが働き、また叱られることを恐れ、誰にも相談できないままじっと耐えてしまう子も多いという。
そんな中、レストランのウェイトレスが機転を利かせ、1人の少年を虐待から救ったことを『The World News』『WESH2 News』などが伝えている。
■育ち盛りの子が注文せず…
アメリカ・フロリダ州オーランドにあるレストラン「Mrs. Potato」でウェイトレスをしているフラヴィアン・カルヴァルホさんは、昨年1月に来店した親子が、小学生であろう息子に料理を注文させないことを不思議に思ったという。
ひょっとしたら食べたい料理がないのかと思い、再び尋ねたところ「要らない」とぞんざいな答えが返された。
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■「助けが必要かしら?」
フラヴィアンさんは気にしてよく見てみると、その少年は痩せて額に大きな傷があり、目の横や腕にもアザがあった。
虐待や家庭内暴力を疑い、スケッチブックとペンをとると「助けが必要かしら?」と書き、少年だけにわかるような角度でかざした。これに少年はうなずき、フラヴィアンさんはただちに警察へ通報したという。