ゴキブリによく効く殺虫剤があった… ゴキラボに聞いた「目からウロコの対策」
この時期に悩みの種となるゴキブリ。対策について聞いてみると…。
6月になって1週間──。関東甲信では6日に梅雨入りが発表され、じめじめした蒸し暑い日が続くことが予想される。
暑くなってくると、心配なのがゴキブリだ。じつは、目からうろこのゴキブリ対策があって…。
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■嫌悪感を抱く人が多い
誰もがご存知、ゴキブリは熱帯地方を中心に全世界に生息している。日本では、一般家庭でよく見られる黒褐色のクロゴキブリ(イラスト上)や飲食店などで見かける茶色のチャバネゴキブリ(イラスト下)がおなじみだろう。
グロテスクな見た目と逃げ足が速く、殺虫剤をかけてもなかなか死なない「生命力」の強さに嫌悪感を抱く人も多い。余談だが、5月下旬、記者の家でもチャバネゴキブリが現れ、退治し損ねて未だに発見に至っていない…。
ネット上では、「今頃になるとチョロチョロと台所辺りに出まくる」「寝てるときに近づいて来たが足音で気がつき拳で粉砕してしまった」 「部屋にゴキブリを発見し、駆除を試みたところ本棚の裏に逃げ込みそのまま立てこもっている様子」など、ゴキブリに頭を悩まされている声が多数見受けられた。
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■侵入経路をふさぐ
シェアリングテクノロジー株式会社が運営する、ゴキブリ対策で有名なゴキラボ編集長の和田麻里さんに話を聞いた。和田さんはゴキブリの侵入経路をふさぐことが大切だと指摘する。
「窓、玄関、排水口の配水管が通るところなどにホウ酸団子などのベイト剤を置きましょう。可能であれば養生テープですき間や穴をふさいでしまったほうがいいです。家の中にゴキブリが出た場合、くん煙剤やワンプッシュタイプの殺虫剤を使うと一時的にいなくなりますが、持続的な対策には向かないので、気になる人はベイト剤を使いましょう。隠れ家となる暗くて湿気が多く、狭い場所に置いたほうがいいです。台所なら冷蔵庫、電子レンジの下、シンク下の収納。あと押入れの中やテレビの裏などにも置きましょう」(ゴキラボ編集長・和田さん)。