6月期「新作アニメ」にトラウマ刺激される人が続出 タイトルロゴを見ただけで…

6月より放送開始となったアニメ風のタイトルロゴ。かわいらしさとは裏腹に、観た者に絶望を与える仕様となっていたのだ…。

2022/06/11 04:45



■「過激思想」の持ち主と思いきや…

タイトルロゴ作成について、なめ子さんは「先日2022年になったばかりのはずなのに、カレンダーを見たらなぜか6月になっていたので、この恐怖を誰かと共有したくて作りました」と振り返っている。

ちなみにロゴの「半年なにしてた??」の下には「Watashi Ha Nanimo Shitenai♬」(私はなにもしてない)という内なる声が綴られており、どこまでも「時の流れ」の無情さに抗うかのような「ポップさ」を追求しているのがポイントだ。

恐怖のタイトルロゴ

また、なめ子さんは投稿に対する反響に関して「思っていた以上に『刺さった』仲間が多いようで安心しました」「危険すぎるので画像をセンシティブ設定したほうがいい、という反応もあって面白かったです」と、同志たちに向けた思いを語りつつ、目を細めながら「推し事や資格取得、ご結婚など、充実した日々に関するご報告も頂いてホッコリしています」ともコメントしている。

非常にラディカルなタイトルロゴの作者ではあるが、決して「リア充爆発しろ」的な過激思想の持ち主ではなかった模様。


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■感覚的に見落としがちな矛盾

なお件のタイトルロゴを感覚的に見ていると気づきにくいが、こちらには「大きな矛盾」が潜んでいる。

一年は「12ヶ月」であるため、12の半分の数を冠した「6月」が一年の折り返し地点に感じられるものの、一年のちょうど真ん中、つまり折り返し地点は7月2日なのだ。

なめ子さんのツイートにはそうした趣旨のツッコミも少なからず寄せられていたが、やはり前述の感覚的な影響もあって「もう6月」という事実に本来より大きなプレッシャーを感じる人が多かったのだろう。

なお、なめ子さん自身も「実際の折り返しは7月頭なので、これを機に残り1ヶ月弱、何かを始めるきかっけになれば嬉しいです! 私はたぶん何もしないです!」と、前向きなのか後ろ向きなのか分からないコメントを発しているのが微笑ましい。

今年の折り返し地点まで、あと3週間。後悔しないよう、年間を通じての目標を定めておくと良いかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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