あまりに物騒すぎる「臨時休業のお知らせ」ポップ　でも見た人はなぜか笑顔に…

■「貴様らジャンク品が…」

そのもう一枚には、ほぼ同じメッセージ内容ながら、なんだか物騒な軍隊らしき写真が。

そこには教官らしき人物に「CEO」（最高経営責任者）と肩書きがはいっており、彼を中心に「中央通り店スタッフ」「路地裏店店長」「なんば店店長」など各店社員が軍隊式に直立している様子が写っている。

さらに「スタッフ訓練教官のハートマンCEOである。接客時以外口を開くな　口でクソたれる前と後に“いらっしゃいませ”と言え」「貴様らジャンク品がおれの訓練に生き残れたら各人が商売人となる」「その日までは給料泥棒だ！　地球上で最下等の生命体だ！」など今どき危険なパワハラ全開のセリフ。

そう、わかる人はここでわかる。これ映画『フルメタル・ジャケット』のセリフだと…。そもそも同社CEOは中本さんってかただし。

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■「今回も最高」の声

同作は、新兵たちが鬼軍曹に罵詈雑言を吐かれしごかれまくる地獄の海兵隊訓練所を描くスタンリー・キューブリック作品。イオシス“中の人”は、同社の社員研修を説明するためこのワンシーンをパロディにし、客に知らせたというわけだ。ナイスセンスすぎる！

秋葉原の店舗事情に精通するインフルエンサーのササキチさんは、もちろんこれはジョークと解説しつつ「イオシスさん、今回も最高っすなー」とポップを絶賛。

「同店の休業を知らせるポップは毎回恒例で、アキバファンの楽しみの一つ。過去には台風ニュースをパロディ化したポップで休業を知らせたり、CEOが札束見せつけて豪遊してきます（なので休業）というステキなやつもありました」と、今や名物になっているとも。

店を閉めている間も、ファンに話題を振りまくとはさすがのイオシス。そんなウィットに富んだアプローチも“趣都”アキバの魅力である。

おはカイトリ🙋‍♂️

先日も案内を出しましたが、来週の木曜日は社内研修という名目で臨時休業っす🙏🙏

⚠️ご注意⚠️
東京店舗は6月9日(木)のみお休みですが、東京以外の店舗は移動を考慮して休業期間が異なります。

Twitterは流し見の人が多いのでお気をつけ下さ～い👮#イオシス #買取 pic.twitter.com/0ZcpCnxOtL

— イオシス買取センター (@iosys_kaitori) June 2, 2022

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（取材・文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）