「なか卯の券売機むずい」説は本当か? 初体験者のストレートな感想を聞いた
人気牛丼チェーン「なか卯」。この券売機がちょっと使いづらいという声が定期的に上がる。実際どうなのか調べた。
■「とりあえずは…」と振り返る女性
店に向かって30分後…食事を終えた女性が戻ってきた。率直な感想を聞くと、「メニューが多いんですね。色々見ているうちに、後ろに男性が並んでしまいだいぶ焦りましたが、とりあえずは無事に買えました!」と話す。
なか卯は和風牛丼、親子丼、うな重、カツ丼、カレー、うどん・そば(温・冷)、定食、おかず単品など、他の牛丼チェーンに比べメニュージャンルが多彩。公式HPを見るとグランドメニューだけで約90種。ランチタイムになればオトクな割引セットが約35種が加わり品書きの景色が変わる。
券売機ではこれらを写真つきでしっかり説明しているものの、混み合った中、券売機で即座に買うのは初心者には少々難しいのかもしれない。
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■「戻るボタンがない」
「タッチの反応とかはすごくいいんです。ただ『戻る』ボタンがないので、間違えて進んでしまうと『すべて取り消し』で初期化状態で最初のページに戻るか、選択途中で『他の商品を選ぶ』を押し強制的にキャンセルしかないようです。また、店内飲食もテイクアウトも“2ページ目”に遷移しないと牛丼ジャンルが表示されないのもイマイチ」(20代女性)。
また味噌汁とサラダセットは「朝限定」で、昼以降はそのセットがない(自動的にスープへ変更)等、時間帯によってメニューが変化する点も混乱した一因のようだ。
しかし、サイドメニューとの組み合わせが多彩なのは好印象だったようで「トッピングや、丼の量調整など細かくできるところも嬉しい」と続ける。選択肢の多さ、そして券売機ならではの“迷惑をかけたくない焦り”、このあたりが合算され、いまのイメージが作られているのかもしれない。
ネットでは、昨年リリースされたオーダー用公式アプリを「使いやすい」「わかりやすくていい」と絶賛する声もある。こちらを選択肢の一つに考えておくのもアリだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)