小池都知事、これまでの感染防止対策について言及 感染者・死亡者は世界と比べて…
小池都知事、日本が行ってきた感染防止対策について言及、「世界と比較しまして…」。
17日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。これまで講じてきた感染対策について言及した。
■減少傾向の感染者
会見冒頭、新型コロナウイルスについて触れた小池都知事。9日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は約1,770人だったのに対して、16日の感染者は1,819人、7日間平均で約1,570人となっている。
減少傾向にある感染状況に対し、「都民・事業者の皆さま方が本当にこの間、感染防止対策にご協力いただいたこと、医療従事者の方のご尽力を改めて感謝を申し上げます」と話した。
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■さまざまな感染対策を講じてきた
東京都はこれまで、医療提供体制の強化や検査体制の拡充など変異株の特徴に合わせながら、さまざまな対策を講じてきた。
これについて小池都知事は、「日本・東京の感染者数、そして死亡者数は世界と比較しまして、非常に低い水準で抑えられています。日本の死亡者数はOECD(経済協力開発機構)加盟の38カ国の中で最も少ないというのが客観的な数字であります」と対策の有効性について説明。
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■国とも緊密に連携
人口100万人当りの累計死亡者を見ると日本が245.05人で、2位のニュージーランドが247.16人、アメリカは31位で3037.64人となっている。
今後はこれまでの成果と課題を踏まえ、「国に対しまして医療提供体制や感染防止対策など、次を見据えた上での要望をしております。引き続き国とも緊密に連携をしまして、コロナ対策に万全を期していきます」と小池都知事は力強く語った。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)