バングラデシュの“硬派”なハンバーグが激ウマ! 鉄板の底には隠し料理も…

東京・池袋で発見した謎のハンバーグ専門店。ここでしか味わえない絶品が楽しめる店だった。


 

■食欲さそうスパイスの香り…

グリルハンター

10分後、料理が到着。鉄板はジュウジュウ音と立て煙を上げており、ピチピチと跳ねる油を紙製ランチョンマットを立てて回避する。ハンバーグは細長い俵型。サッとナイフでカットすると、ひき肉がギュギュッと詰まっている様子が見える。つなぎをだいぶ少なめに、肉の味を全面に出したスタイルだ。

グリルハンター

醤油ベースのあっさりとした特製ソースに肉をくぐらせ、一口ほおばる。肉からにじみ出る脂と旨味が口いっぱいに広がり…ウマい! しかも南アジアを感じさせるスパイスとハーブが利いている。これどっか食べたような…。あ、インド料理店やネパール料理店で食べたシークケバブだ。

メニューには「南アジアの伝統料理(バングラデシュのシャミケバブ等)を独自にアレンジしてハンタースタイルでご提供しています」と書いてあった。へぇ、面白い!


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■最後は謎のペペロンチーノ

グリルハンター

エスニックなスパイス、少なめのつなぎ、そしてケバブ由来の調理法でギュッと旨味を詰め込んだ肉塊。これがハード食感の“硬派”ハンバーグの正体だった。

ちなみにもう一つの名物である「ハンター焼き」は牛肉と玉ねぎがにんにくテイストのソースで炒められれており、こちらもご飯のお供に最高。しかも炒めた肉の下には大量のパスタが潜んでいる。

グリルハンター

肉を食べ終え、最後に残ったパスタは、肉汁とソースを絡ませていただく。にんにくと牛から出た脂の旨味がガツンと響く、バングラディシュ流(?)ペペロンチーノが鉄板の最下層で完成していたとは…。これもじつに美味。気になる方はゼヒ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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