ふかわりょう、『バラダン』で浪人生の減少に持論展開 「ある種、正常になった」
浪人生の減少についてトークした『バラいろダンディ』。ふかわりょうは思うところがあるようで…。
■奨学金にも言及
さらにダイアナは「それでもやっぱり浪人が減ってるっていうのは、ご家庭にそれだけ猶予がなくなったっていうことに尽きると思うんですけれどもね、これ。入学したところで皆さん奨学金で大学に通ってらっしゃるわけでしょ? それどころじゃないでしょうね、たぶん」と話す。
ロバート・キャンベル氏は「奨学金っていうイメージは日本で。翻訳できないんですよ。あれは借金ですからね。奨学金でもなんでもなく、借金ですよね」と指摘。浪人生の減少には持論を交えつつ「日本にとっては必ずしも悪いことではない」と話した。
関連記事:ふかわりょう、少子化の要因を独自分析 「日本は日本人に厳しい」
■ふかわが持論を展開
ふかわは「以前は漫画なんかでも、浪人生が描かれると、ちょっとコミカルなキャラクターとして、浪人というのがややネガティブな印象としてありました」と指摘する。
続けて、「今、こういう時代になったら、むしろ浪人することで、それだけそこに入りたい熱量あるんだなっていうふうにも感じますし、かつては戦争で、いい大学に入ったらいい企業が待っていて、そこで終身雇用って、今、全部崩れてきている」と語る。
そして「ある種、正常になったというか。以前は道が一本しかなかった感じが異常でしたね」とコメントしていた。
・合わせて読みたい→ふかわりょう、猫の”おもしろさ”と魅力を語る 「野良猫を追いかけて…」
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)