不味いと話題の「トップバリュそうめん」を揖保乃糸より美味しく食べる方法
ツイッター上で「ヤバい」と話題になっているトップバリュのそうめん。はたして本当なのか、揖保乃糸と食べ比べてみた。
トップバリュのそうめんが不味いといった趣旨の投稿がツイッター上で話題を呼んでいる。投稿者は「ヤバいブツ」とまで言っており、「揖保乃糸の尊さを再認識」と揖保乃糸を絶賛。このツイートには注目を集め、同調や反論の声などさまざまな反応がみられている。
揖保乃糸がおいしいことは記者も同感だが、トップバリュのそうめんはそれほどまでに不味いのだろうか。そこで、記者は実際に食べ比べてみることにした。
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■トップバリュと揖保乃糸を比較
記者が向かったイオンでは、300g入りの揖保乃糸が311円、600g入りのトップバリュが199円。内容量と価格にあまりにも差があるため、そもそも比較することに意味があるのかは疑問だが…
表記通りにそうめんを茹で、氷水で締めたものがこちら。写真だとわかりづらいが、そうめんの太さが異なっており、揖保乃糸がかなり細い。また、しばらく放置するとトップバリュのほうは固まってきていた。
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■食感と香りはたしかに違うが…
まずは揖保乃糸から。麺が細いことによって箸が通りやすい。気になる味だが、細いのに食感にはコシがあり、噛んだときにわずかにする小麦の香りも良く、何より喉越しがいい。100gで100円以上するだけあって「高級品」のクオリティだ。
一方のトップバリュは、揖保乃糸と比較するとコシが感じられず食感は決して良いとはいえない。また、麺が太いせいか噛んだときの小麦の香りも揖保乃糸よりも強い印象がある。たしかに、両者を比較すると記者も揖保乃糸のほうが好みだ。
ただ、不味いかと言われると決してそのようには感じない。記者の舌が悪いと言われればそれまでだが、「至って普通」という印象。
使うめんつゆを変えたり、食べ方を工夫したり、氷水でしっかりと締めてぬめりをとったりするだけで印象は大きく変わる。なにより600gで200円を切る驚異的な安さはそうめんを大量消費するこの時期は感謝しかない。シチュエーションによって食べ分けるのが正解だろう。