全町民が一時避難した福島原発近くの町から世界へ 『とみおかワインドメーヌ』の挑戦
昨年度は564本、今年はフルボトル換算で1,500本ほどの生産を目指すという。
■ワイナリー化もめざす
ワイン用ぶどう産地としてはまだ新しい福島県浜通りで、挑戦が始まったばかりのとみおかワインドメーヌ。2021年度の試験醸造では、フルボトル・ハーフボトルを合わせて564本を醸造。一般販売できる量ではないため、クラウドファンディング参加者に頒布した。
畑の拡大に伴い、2022年度はフルボトル換算で1,500本分ほどの収穫を予定。ただ、商業ベースに乗るのは3,000本程度からとのことで、ゆく道はまだ遠い。現在は山梨県のワイナリーで委託醸造しているが、「ドメーヌ」と名乗るとおり、将来的にはワイナリー化を目指している。
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■ミスコンファイナリストも視察
26日には、今年始まったミスコン「ミス・ギャラクシーオブビューティー」のファイナリストも小浜圃場を視察。ワインにも造詣が深いファイナリストたちは、担当者も熱くなるほど本格的なワインについての質問を重ねていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)