ウーバー配達員の残した怪文書、よく見ると… 隠された「メッセージ」に思わず感動
ある日、ウーバーイーツで「置き配」を利用したら…。残された手紙の素晴らしすぎる仕組みに、称賛の声が寄せられているのだ。
■隠された「真のメッセージ」に感動
「横書きの手紙」「不自然な改行」というヒントでピンと来た人も多いことだろう。
インターネット掲示板では古来より横文字の文章を「建前」とし、各行の行頭を繋げて読むと「本音」が浮かび上がってくる「縦読み」という言葉遊びが存在し、今回の手紙を縦読みすると「こロなにま決るながんバ」…つまり「コロナに負けるなガンバ」という粋なメッセージが登場するのだ。
ガンバの「バ」の使用に苦戦したと見え、手紙の文中では突如「早くみんなでバカンスにでも行きたいなぁw」というやや不自然なフレーズが登場し出すのが、じつに微笑ましい。
また微笑ましいといえばこちらのツイート投稿主も同様で、あるユーザーの「縦読み」という指摘を受け、「一年越しに気付きました!」と、じつに素直なリアクションを見せていたのだ。
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■「直接触れない」からこその思いやり
こちらの心温まる「縦読み置き配シート」の画像を投稿したのは、ツイッターユーザーのしおんさん。昨年の夏に昼食で冷やしうどんを注文した際、件の置き配シートを受け取ったそう。
親切な内容にいたく感動したしおんさんだが、件のツイートを投稿するまでは縦読みの仕掛けには気付いておらず、一年の時を経て明らかになった仕掛けに、改めて感動していた。
現代において人同士の接触が減少しつつあることを端的に表している「置き配」だが、だからこそ感じられる粋な「思いやり」も存在するのだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)