運転中、なぜか笑顔になるドライバー続出… 空中に現れた「謎の自己紹介」が話題に

ある夕暮れ時、運転中にふと上を見ると…。視界に飛び込んできた「衝撃的な電光版」が話題となっているのだ。

2022/06/29 04:45


 

■やはりこの県警、ノリノリである

2013年から、県民の交通安全に対する意識の高揚や交通死傷事故抑止を図るため、熊本弁や流行語を取り入れた交通情報板による「臨機応変」で「効果的」かつ「タイムリー」な交通安全啓発活動を推進している熊本県警。

つい先日も、大人気作品『機動戦士ガンダム』の某キャラクターをオマージュした交通標語で注目を集めていたことは記憶に新しい。

前回に引き続き、今回も「幅広い年齢層に届く内容であること」を最初に意識したそうで、交通企画課の担当者は「5月下旬に、映画『シン・ウルトラマン』が男女問わず人気があると耳にし、実際に鑑賞してみたところ、大人も子供も楽しめる内容であったことから、何かしら交通安全に通じる言葉がないか検討を開始しました」と、決定までの経緯を振り返っている。

熊本県警

なお、最終的には県警内の他部署に勤務する同僚から提案されたアイデアが原案となり、部内で検討を重ねた結果、「安全運転 私の好きな行動です」「あおり運転 私の苦手な行動です」の標語が爆誕したという。

担当者からは「部署の垣根を越えてアイデアを提供してくれた同僚に感謝すると共に、ウルトラマンの世界ではありませんが、違う立ち位置にいる者同士が助け合うことの大切さを感じた瞬間でした」という粋なメッセージも寄せられており、思わずホッコリしてしまう。

なお、組織内部の決裁時は特に問題なかったようで「スムーズに掲載にこぎつけています」という補足も見られた辺り、やはり熊本県警はユーモアに寛容であると認めざるを得ない…。


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■今回もビッグサイズな「匂わせ」が…

「『シン・ウルトラマン』に出てくるような巨大生物『禍威獣(かいじゅう)』は襲来しませんが、大雨による災害や、それに伴う事故はいつ襲ってくるか分かりませんので、防災グッズの準備や、大雨でも冠水しない避難ルートの確認等、備えをお願いします」と、ドライバーらに注意を呼びかける熊本県警。

なおメッセージの文末には「備えあれば憂いなし 担当の好きな言葉です」という構文をしっかりねじ込んでおり、キャラ設定が全くブレない点も流石である。

ちなみに件の標語が表示されるのは明日30日までとなっており、7月からの表示内容については「同僚が、若い方に人気の『スパイが活躍するアニメ番組』に興味を抱いていますので、お知らせしておきます」と、これまた気になるヒントが発せられていた。

今後の動向が気になる人はぜひ、同県警のツイッターアカウントを随時チェックしてみてほしい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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