「食べてすぐ寝たら太る」は本当? 太りにくい”ゴールデンタイム”があった

昔から言われている「食べてすぐ寝たら太る」を検証した結果…。

2022/06/30 05:15

肥満イメージ

「食べてすぐ寝たら牛になるよ」──。子供のころ、親からこんな注意を受けた人は多いのではないか。食後すぐ横になるのは行儀が悪く、それを戒める言葉だ。

同じようなニュアンスで「食べてすぐ寝たら太る」という説がある。この説は本当なのか、専門家に聞いてみると…。

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■ついやりがちな習慣

食事を終えてお腹いっぱいになり、布団にゴロンと横になる。柔らかい布団が心地よくてウトウトしていたら、いつの間にか深い眠りについていた──。

誰しも経験したことがあるだろう。同時に、そうした行動を咎められた人も多いはず。

いわく、「食べてすぐ寝たら太る」というものだ。昔からの言い伝えはたくさんあるが、それらがすべて正しいとは限らない。


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■専門家に聞いてみると…

果たして、この説は本当なのだろうか。女性専用パーソナルジムOUTLINE(アウトライン)代表で、ダイエットに特化したYouTubeチャンネル「アウトラインジム」も運営している小林広和さんは、太る時も太らない時もあると話す。

「その日運動をあまりしていなかったり、1日を通して食べ過ぎてしまった日は、人間の体に脂肪を蓄積しようとする機能があるため、食べてすぐ寝た場合ほぼ全て体脂肪に蓄積する可能性があります。 一方、ハードな運動を行った日やあまりカロリーや糖質を摂取しなかった日などは、肝臓や筋肉内にガソリンのように貯まっているグリコーゲンが枯渇した状態にあるため、食べて寝てもエネルギーオーバーにならないので太らないような仕組みになっています」(小林さん)。

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■太りにくい時間帯
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