ネットで話題の「闇落ちとまと」が商標登録? その理由を聞いてみると…

ネットで話題の「闇落ちとまと」が商標登録。その理由を聞いてみると、納得だった…。

2022/07/02 04:00

少し形が悪かったりふぞろいだったりするが、味は正規品と変わらない訳ありグルメ。価格も手ごろなこともあって、需要も高い。今ツイッター上では、新潟県の農園が販売している「人気訳ありトマト」が商標登録をしたと話題になっている。

【話題のツイート】闇落ちとまとなる商品を販売しているが…



 

■インパクト抜群の商品名

闇落ちとまと

「闇落ちとまと」とコメントを添え、商標登録証の写真を投稿したのは、新潟県にある曽我農園のツイッターアカウント。闇落ちというインパクト抜群の文字に驚いた人も多いだろうが、決して怪しいものを販売している訳ではない。

同園は、雪国の冬を乗り越えた「越冬フルーツトマト」などを販売。闇落ちとまとは、春に糖度を上げるために栽培した結果、尻腐れができてしまったものを定義している。一部が黒く変色するので一般には流通しないが、直売所で販売。糖度が8度以上で、フルーツのような甘さが特徴の商品だ。


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■誕生の経緯は…

一度耳にしたら忘れない商品名と、フルーツのような味わいからネットで話題になることも多い闇落ちとまと。販売の経緯はコロナ禍だという。

それまで尻腐れができたトマトは、加工品(トマトジュースやトマトケチャップ)の原料などに使用していたが、コロナ禍で販売数が低迷。どうすれば売れるか考えた結果、SF映画『スター・ウォーズ』に登場するアナキン・スカイウォーカーから連想し、「闇落ち」を商品名に入れて販売したところ、SNSを中心に話題を呼んで人気商品となったのだ。

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■商標登録のキッカケ
商標登録新潟県フルーツトマト曽我農園闇落ちトマト
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