谷村新司、慰問で訪れた少年院で見た光景に衝撃 「自分にはできない」
歌手の谷村新司が、過去少年院を慰問した際のエピソードを明かし、更生をしたいと望む子供たちに何が必要か説いた。
■「歌は無条件」
いまは活動をひっぱる一人として、子供たち、ボランティアスタッフを歌で鼓舞。
谷村は、「歌は無条件。好きなメロディが流れてくると自然に歌詞が口から出てくるものです。それが音楽の持っている力。次元を越えて、瞬時に細胞に届くと実感している。そんなことをいつも大切にしながら歌うんです」と老若男女問わず、歌が心を一つにすると実感している。
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■「縁側づくり」が必要
「昔、縁側って家にありましたよね? 縁側に座ると足は家の外にある。でも座っていれば、外からきた人も横に座ってお茶を飲める。家に入らず始まっていく交流なんですね。そういうことが今回のプロジェクトだったり、全国各地にある(薬物依存症からの回復をサポートする回復支援施設)『ダルク』だったりすると思うのです」と谷村。
過去に過ちを犯しても、周りがサポートし社会復帰を導く。「そんな縁側づくりの活動がもっと広がっていけば」と思いを明かしていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)