携帯電話を発明した93歳エンジニアの意外な助言 長時間使用者に「人生を取り戻せ」
発明者の助言を受けて、たまには携帯電話を置く時間をつくるのもいいかもしれない。
休日の貴重な時間を携帯電話の画面を見続けることだけに費やしてしまい、後悔したことがある人は少なくないだろう。携帯電話の発明者が『BBC Breakfast』に出演し、携帯電話を使いすぎている人にあるアドバイスを送った。
■携帯電話の父
マーティン・クーパーさんは、1970年代に世界で初めて携帯電話を開発したアメリカ人のエンジニアだ。現在では、その功績をたたえて「携帯電話の父」と呼ばれている。
93歳になったクーパーさんは、イギリスの情報番組『BBC Breakfast』に出演した際、書籍に囲まれた部屋で「私の携帯電話の使用時間は、生活の5%にも満たないと思う」と告白した。
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■「人生を取り戻せ!」
同番組の女性インタビュアーが「私のように、携帯電話を1日に5時間以上も使用している人々についてはどう思いますか?」と尋ねると、クーパーさんは「本当に? 本当に1日に5時間も使ってるの?」と非常に驚いた様子を見せた。
そして、笑いながら「Get a life! (人生を取り戻せ! )」とアドバイスしている。