交換した名刺に「謎の残高」出現、よく見ると… 予想外すぎる正体に称賛相次ぐ

名刺交換で受け取った名刺に「謎の数字」が…。その粋な正体に注目が集まっているのだ。

2022/07/06 04:45

社会人にとって必需品である名刺。新卒の頃は名刺交換の度に胸を高鳴らせていたものだが、気づけば「名刺を交換する」という行為そのものが、半ば形骸化してしまった人も少なくないのでは。

しかし現在、ツイッター上では「素晴らしい付加価値」の備わった名刺が、注目を集めているのだ。

【話題のツイート】この発想はなかった…!


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■この名刺、何かがおかしい…?

話題となっていたのは「株式会社 ダジャレとデザイン」代表であり、デザイナーの井上裕一さんが投稿した一件のツイート。

こちらの投稿にはグリーンをベースにしたスタイリッシュなデザインの「縦型名刺」の写真が添えられており、本文には「名刺交換したら、天才すぎる名刺頂きました。本当に5円分QUOカードとして使えるらしい。そして、これデザインしたの僕だった」と、何やら意味深なフレーズが多数確認できる。

5円QUOカード名刺

「名刺」と「QUOカード」(以下、クオカード)という、一見すると全く接点のなさそうな2つのアイテムだが…なんと件の名刺の右上箇所にはクオカードのロゴマークが見られ、左上箇所にはカードの残高を示す数値が記されていたではないか。


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■「こういうセンス素敵」と馬鹿ウケ

こちらの名刺は「5円(ご縁)QUOカード名刺」という名の通り、「名刺」としても「クオカード」としても使用可能な逸品。これはもはや「鉛筆」と「ゲーム」を高い次元で融合させた「バトルえんぴつ」に匹敵する稀代の発明と呼んでも差し支えないだろう。

個人的にはこの「5円分」という部分に非常に魅力を感じており、「ご縁」とかかっているのは勿論、日々の買い物の中で僅かに小銭が足りなくなり、一万円札を崩さねばならないシーンなどのストレスを軽減してくれる「痒いところに手が届く金額」なのがじつに素晴らしい。

5円QUOカード名刺

初対面の人物から纏まった金額のクオカードを受け取ると流石に気後れしそうだが、5円であれば比較的気軽に交換できそうな点も魅力。

また、出張などでビジネスホテルを利用する機会の多いサラリーマンの中には「現代の錬金術師」として、クオカードに並々ならぬ愛着を抱いている人も少なくないのでは。

件のツイートは投稿からわずか数日で4,000件以上もの「いいね」を記録しており、他のツイッターユーザーからは「こういうセンス素敵ですよね」「洒落が効いてて良いな」といった称賛の声が多数寄せられているのだ。

そこで今回は、こちらの名刺の開発者でもあるツイート投稿主の井上さんに、詳しい話を聞いてみることに。すると決して「ネタ一辺倒」でない、非常に「粋な舞台裏」が明らかになったのだ…。

クオカードの第一人者といえば、やはりこの漫画家【Amazon】

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■名刺が生まれた「背景」が最高すぎる
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