スーパー店員に「駐車場で授乳は不適切」と注意され… 産後うつの女性が涙止まらず
授乳への理解は広まってはいるが、それでも「みっともない」と言う人も…。
■産後うつなどを患う
まさかの一言に、ベスさんはショックで涙が止まらなかった。彼女は産後うつと境界性パーソナリティ障害を患っており、「しばらくその場から動けなかった」という。
そして自分たち親子は家から出てはならないという思いにとらわれ、「その日以降、外出するのが怖くなってしまった」とメディアに明かしている。この件をベスさんがFacebookに書き込むと、投稿は瞬く間に拡散され、やがて店の目にも留まった。
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■一時は揉めるも和解
そこで店は、彼女に約7,000円相当のギフトカードを贈呈する提案をしたものの、ベスさんは「それよりも直接の謝罪がほしい」と訴えた。これに対し、店は「私たちはすでに謝罪し、当然ながら授乳も大歓迎であると伝えました」との声明を発表している。
ベスさんがさらに「謝罪はまだです」と反論したため、一時は揉めてしまった両者だが、何とか和解。メディアの取材に、店は「従業員へのさらなる指導を徹底していく」と答えている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)