「屋外はノーマスク」推奨から1ヶ月 今もマスクを付ける人には”意外な理由”が…
屋外ならノーマスクでも可能になって1ヶ月。渋谷の街を訪れると…。
■公園では「ノーマスク」の人も
渋谷の喧騒から離れて、今度は都内にある緑豊かで閑静な大型公園を訪れた。ここにはジョギングコースやサッカーグラウンドなど、運動できる設備があるため、マスクを付けていない人が多かった。
記者もトレーニングをしているが、以前はランニングの際もマスクを着用しないといけないような気がして、息苦しくても我慢して付けていた。体を動かす人にとって今回の「新基準」は朗報だったのではないか。
一方、公園内でマスクを付けて歩く男子高校生は今も付ける理由をこう話す。「入学してからずっと顔を隠した状態で友達と接してきました。なんだか顔の一部になった感じで、外してもいいと言われても外しにくくて…。僕の学校では、体育の授業中も付けている人が多いですよ」(男子高校生)。
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■マスクを付ける背景
今回の調査で分かったこととして、「ノーマスク」は公園のような人が少ない場所では定着しているが、街中など人通りの多い場所ではまだ付けている人が目立つということ。屋外で外せるようになったとはいえ、コンビニやスーパーでは「マスクを付けてください」という張り紙があるため、いつでも付けられる状態にする必要がある。
また、コロナ前に比べて紫外線を軽減したり、冷たいマスクなど夏向けのものが増えたことで、一定層に需要があるのだろう。
今年はまだ「マスクの夏」になりそうだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)