「福島県の高校生が考えたカツ丼」が弁当大賞に入選 その味も最高だった

福島県の高校生が考えたカツ丼がスーパーでバカ売れ。賞も受賞して大人気の商品に。

2022/07/14 07:30


 

■実際に食べてみると…

さっそく記者も購入し、食べてみることに。お値段は税抜き498円とリーズナブルながら、ズッシリと重い。

カツは商品名のとおり、豚肉でなくいわき市近海で獲れたカツオを使用。福島県産の魚介類は「常磐もの」と呼ばれプロからの評価も高い。

そのカツオを厚切りにしたカツ丼が500円ちょっととは、このカツ丼を考えた高校生以外の学生たちにもお腹いっぱい食べて福島県の味を楽しみつつ学んでほしいという、マルトの心意気が感じられる。


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■マルトの弁当製造担当もかなりの腕前

かつおをカツにするとぼそぼそになると思いきや、調理が上手だと旨味の強いかつおがよりふっくら仕上がる。それに油が足されるので、赤身のかつおをよりジューシーに楽しめるのだ。

また、味付けは3種の合わせだし(焼津産かつお節・日高昆布・瀬戸内産いりこ)を使用しており、意外にあっさり。大盛りのご飯や大きなカツを最後まで食べてもくどくならないよう計算もされている。マルトの弁当製造担当もかなりの腕前なのかもしれない。


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■素晴らしい取り組みに感動

高校生の自由な発想を、いわき市の素材を知り尽くした地元密着型スーパーが協力して商品化し、賞を受賞。そして人気商品にする取り組みは、若者の食育にも地域の食の楽しみにも、美味しい物の普及にも貢献する素晴らしい流れだ。

来年度も小名浜海星高校水産クラブ調理チームのプレゼンからどのような料理が生まれるのか? いまから楽しみで仕方がない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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