3連休にかけては「戻り梅雨」激しい雷雨に警戒を 気象予報士が解説
先月梅雨明けしたはずの日本列島だが、3連休にかけては、局地的な雷雨や気象災害のリスクが…。
「まるで梅雨が戻ってきたみたい」という声も聞かれる最近の日本列島。まさにその実感通りで、この先も梅雨のような天気が続く予想です。7月中旬といえば、例年なら梅雨の末期。3連休にかけては「梅雨の大雨」に警戒が必要です。気象予報士の千種ゆり子が解説します。
画像をもっと見る
■「まるで梅雨」この時期らしい天候が戻る
「最近、まるで梅雨が戻ってきたみたい」と、知人から声をかけられました。まさにその実感通りで、この10日間の日照時間は、関東から西で、平年並みかやや少なくなっています。
7月上旬～中旬といえば、例年ですと梅雨末期・最盛期にあたる時期ですから、例年のこの時期らしい天候が戻っているといえます。
関連記事：今年は全国的に雨の季節が早くやってくる？ 「線状降水帯の予想」が開始
■3連休にかけて激しい雷雨のおそれ
あさって16日（土）の天気図をみても、日本付近に停滞前線が伸びています。
今回厄介なのが、上空の寒気です。3連休にかけて、上空の寒気が居座りそうなので、大気の状態が不安定となり、「局地的な大雨」の恐れがあります。
この記事の画像（6枚）
