呪術師との誓いで誘拐殺人事件を起こした男 「男児が授かるなら何でもする」
妻が6月に男児を出産した際、男は「神が願いを叶えてくれた」と思ったという。
生まれてくる子供の性別については、願った通りにならなことは多い。「次こそは…」と神にすがる人も多いが、インドのある男は呪術師に頼ったがために、凶悪な事件を起こしてしまった。『Times Now News』『Pipa News』などが伝えている。
■羊飼いの青年が殺害される
6日、インド・マディヤプラデーシュ州リヴァのベドホアという村で、大変身勝手な動機により、何の罪もない青年が殺害される事件が起きた。
被害者は、羊飼いをしているデイヴィヤンシュ・コルさん(19)。遺体はある寺院で発見されたが、そこにはエクソシズム(悪魔祓い)をする呪術師の女がいるため、警察はコルさんが生け贄として殺害されたのではないかと疑った。
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■男児欲しさに呪術師に相談
警察はさらに、ラムラルという男(32)が頻繁にその寺に通い、何らかの儀式を受けていたという情報を村民から入手し、本人に事情聴取を行った。
最初は無実を主張していたラムラルだが、少しすると事件への関与を認め、「妻との間に3人の娘がおり、次は何としても息子が欲しいと呪術師に相談していた」と話し始めた。