セルフレジと有人レジ、どっちが早く会計できる? 「意外な結果」に…
有人レジとセルフレジ。比較してみると一長一短であることが分かって…。
■今度は有人レジへ
翌日の夕方、今度は有人レジへ。購入するものは前回とまったく同じだ。
レジには記者の前に2人並んでおり、ここから検証スタート。2人ともまとめ買いという感じではなかったため、それほど待たずに自分の番に。店員がテキパキと商品のバーコードを読み取っているのを見て、心の底からありがたいと思った。あの作業が一番面倒くさいのだ…。
その後、お金を払い、自分で商品を袋に詰めたところで終了。結果は、3分12秒。セルフレジよりわずかに早いタイムになった。
ただ、これを持って有人レジのほうが早いと決めつけられない。後日、同じスーパーで同じ時間帯、同じ商品で再検証。この日、記者の前に並んでいたのは3人で、そのうち1人がカゴから溢れ出そうなくらい商品を詰め込んでいたため、かなりの待ち時間が発生。結果、タイムは4分5秒に…。
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■有人とセルフは一長一短
今回の検証でそれぞれのメリット、デメリットが浮き彫りになった。セルフレジは、行列に並ばなくていいのが強みだろう。ただ、商品の読み取りや支払いの操作にある程度慣れていないと、手こずってしまうと感じた。
記者は普段有人レジを利用しており、セルフレジは片手で数えるくらいしか使ったことがないので苦戦したのかもしれない。一方、有人レジは商品のスキャンという手間のかかる作業をやってもらえるが、他の客の買い物状況などに左右されるため、必ずしも早く会計を済ませられるとは言えない。
買い物をスピーディーに済ませたい場合、状況に応じて有人かセルフか選択できる臨機応変さが求められるのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)