妊娠5ヶ月の女性が3人の子を残し出血多量で死亡 夫が中絶薬を極秘投与か
妻の4人目の妊娠に、夫がいら立ちを募らせていたという証言も。
今、80を超える国で、外科的な処置を行わない飲み薬タイプの人工妊娠中絶薬が承認されている。だが日本は未承認で、輸入も禁じている。使用方法を誤り、母体が危険にさらされることを恐れ、慎重を期す必要があるからだ。
インドのある妊婦の身に起きた悲劇の話題を『Times Now News』『PUNJAB NEWS EXPRESS』などが報じ、女性たちの高い関心を集めている。
■子宮から大出血
このほどインド・ウッタルプラデーシュ州のオーライヤ地区で、ジータ・ヤダヴさんという27歳の妊婦が子宮の強い収縮で大量出血。搬送されたカーンプル地区ナウバスタの病院で死亡した。
ジータさんは妊娠5ヶ月の安定期に入っており、大出血の原因について、経口妊娠中絶薬を服用した可能性が否定できない状況だという。
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■遺体は司法解剖へ
ジータさんは夫のヴィピン・ヤダヴ容疑者と6年ほど前に結婚し、娘2人と息子1人の計3人の子に恵まれた。実家の両親は、警察の聞き取りに「新たな妊娠に夫のヴィピンはいら立っているようだった。彼の両親も関わっていた可能性がある」と指摘した。
両者について厳しい取り調べを行うよう警察に要求したことから、ジーナさんの遺体については司法解剖が行われた。