TBS各報道番組が『NO WARプロジェクト』を放送 坂本龍一氏が楽曲提供
TBSの各報道番組で、戦争に「NO」と声をあげ未来の平和につなげる特集を連日放送。坂本龍一氏が楽曲を提供する。
■テーマ曲は坂本龍一氏の名曲
『NO WARプロジェクト つなぐ、つながる』のテーマ曲は、昨年に引き続き坂本龍一氏の永遠の名曲「戦場のメリークリスマス」のピアノバージョン、「Merry Christmas Mr. Lawrence―version 2020」。
一昨年の12月12日に行われたオンラインコンサートで坂本がピアノ演奏した音源を、「つなぐ、つながる」プロジェクトのために特別にミックスした曲だ。戦争映画の金字塔を彩った名曲が今年もプロジェクトに花を添える。
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■「罪の意識や憎しみと共に生きなくてもよい世界」
楽曲を提供した坂本氏と総合プロデューサーの山岡陽輔氏からコメントが届いた。
坂本氏:抑圧した側は1世代で忘れてしまうが、抑圧された側は7世代忘れない。しかしよく考えると、抑圧した側が忘れてしまうというのも、無責任なだけではなく、実は潜在的な罪の意識が働いているのだとも考えられる。
アメリカ人が原爆を落としたことを色々な理由で肯定したがるのも、逆に言えばそれだけ罪の意識を感じているのだと思える。そんな罪の意識や憎しみと共に生きなくともよい世界になればいいのだが。
山岡氏:教訓をつなぎ平和な未来を築いていく。人と人とが思いを1つにしてつながり、「戦争のない世界」を目指していく。そんなプロジェクトになると良いなと思います。
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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)