台風5号がもたらす猛暑と大雨に警戒 7月末~8月頭は35度超つづく
台風は九州の南を通過する見込み。一方で、3年ぶりに開催される青森ねぶた祭にも、大雨の影響があるかも…。
■青森ねぶた祭のスタートは雨の予想
8月2日から青森市では、3年ぶりとなる青森ねぶた祭りが開催されます。ねぶた自体は多少の雨ならビニールをかけて運行されると思いますが、参加するのがしんどくなるくらいの土砂降りの雨になる恐れがあります。
29日(金)時点では気象台から警戒の情報は出されていませんが、仮に警報クラスの大雨になる場合は、気象台から「早期注意情報」という名前で情報が出されます。「早期注意情報 青森市 気象庁」などで検索すると、ヒットすると思いますので、随時確認をしてください。
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■関東〜西では猛暑が続く恐れ
一方、関東から西日本では、高気圧が強まるため、8月頭にかけて猛暑が続きそうです。
台風付近では上昇気流が強まり雨雲が発達する一方、台風と隣り合う高気圧では反対の下降気流が強まるため、高気圧が強まるのです。
夏に台風が生まれると、「あっ、どこかで猛暑になるな」と、いつも思います。
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■1週間連続の猛暑日も 熱中症に厳重警戒
大阪ではきのう28日(木)・きょう29日(金)と連続で35度以上の猛暑日になりましたが、8月3日まで毎日猛暑日となりそうです。名古屋では5日にかけて35度以上です。
関東から西日本の皆さん、屋外での作業・イベントなど、熱中症に厳重に警戒してください。
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(取材・文/Sirabee 編集部・千種ゆり子)