体調不良を教員らに「ホームシック」と判断された少年 修学旅行先の外国で死亡
実家から遠く離れた外国で亡くなった少年。家族は今も悲しみに暮れている。
■喪失感に苛まれている家族
その後の調査で、ティモシーさんは肺と血液に広がった感染症によって、心臓が停止した可能性が高いことが明らかになった。
ティモシーさんの家族は、今も息子を失った喪失感に苛まれているという。母親は「私たちが経験したような悲しい出来事が、もうどの家族にも起こってほしくありません」と話し、生徒数に対する教員数の比率を上げ、修学旅行や遠足には看護師を同行させることを提案している。
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■「悪夢のような出来事」の声
報道を目にした人々からは、「ホームシックで吐き気をもよおすなんてあり得ない。教員や医者はなんのためにいるんだ」「10代の子が自分から病院に行きたがるって、絶対になにかあるのに」と、見当違いの判断を下した教員や医師を非難する声が上がった。
その他にも、「彼はとてもつらかったに違いない…」「悪夢のような出来事だ。家族が早く立ち直れますように」とティモシーさんやその家族の苦しみに同情するコメントも多く寄せられている。
楽しいはずの修学旅行先で起こってしまった悲劇。学校側の制度と教員たちの意識の改善が、期待される。
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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)