結婚式、コロナから回復する中で… ”画期的サービス”が始まっていた

コロナの影響を受けたブライダル業界。最近は新たなサービスも増えていて…。

2022/08/05 04:15


■コロナ前に戻りつつある

結婚式

一時期、緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置の発令によって、披露宴で一卓に座る人数を制限されたり、アルコールが提供できないこともあったが、現在は人数制限もなく、アルコールも提供しているという。少しずつコロナ前に戻りつつあるようだ。

前出のT&G広報担当者は、コロナを機に新たなサービスも始めたとも話す。「コロナ禍で結婚式の意味や価値を改めて見直す機会となりました。弊社では結婚式の最も大切な『夫婦がお互いへの思いを伝え、これからの未来を誓う』点に改めて立ち返り、そこにフォーカスしたセレモニーを提供しています。神や参列者、ご家族に結婚を誓う式に加えて、ご新郎ご新婦が向き合いお互いへの想いや誓いを言葉にし、ふたりでの未来を確かめ合うことができるようになっています」(前出・T&G広報担当者)。


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■オンラインのサービスも

結婚式

最近、再びコロナの感染者数が増えている。そうなると、高齢だったり、遠方に住んでいるなど様々な事情で会場に足を運べない人もいる。

そんな状況に対応したサービスもあって…。「22年4月からオンラインウェディングサービス『ENISHI(えにし)』を提供しています。披露宴でオンライン参列者からお祝いのコメントをいただくイベントやグループごとにトークルームを設けて、ご新郎ご新婦が各ルームに出入りして直接言葉を交わしたり、演出の合間にゲスト同士で会話を楽しむこともできます。ご新郎ご新婦の控室から中継するなど、オンラインならではの楽しみ方もあります。 また『ENISHI』の一つとして、披露宴に出席できなかった方のために、披露宴でお出しするものとは多少異なりますが、お料理をお届けしてそれを食べていただきながら式場の雰囲気を味わえるサービスも提供しております」(前出・T&G広報担当者)。

ここ数年でブライダル業界は驚きの「進化」を遂げていた。これから結婚式を考えている人は、これまでになかった新しい形の式を挙げることもできるかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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