100店→2店に激減のハンバーガー店「サンテオレ」で… 記者を感動させた”懐かしの味”
横浜にある「サンテオレ」へ。記者がイメージしていたお店と違っていて…。
■コロッケバーガーが至高
いつもはメニュー表の前でどれにするか迷ってしまうが、今回はお店に行く前から頼むものを決めていた。サンテオレといえば「コロッケバーガーセット」(税込み700円)だ。サイドメニューはオニオンリング。
コロッケは注文してから揚げたようで熱々だ。サクサクの衣とほくほくで甘めのジャガイモが堪らない…。
このコロッケが「この世のものとは思えないくらいおいしい」というのではなく、まさに「こういうのでいいんだよ」を体現するかのような昔懐かしい味。中にグリーンピースやコーンも入っており、絶妙にノスタルジックな気分にさせてくれる。
コロッケの下に敷かれたシャキシャキのキャベツと酸味の効いた中濃ソース、そしてマヨネーズも入っており、途中で飽きることがない。
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■復活したケースも…
そして、もう一つ欠かせないのがオニオンポテトだ。こちらも揚げたて。外はカリッとしていて、中に甘めのタマネギがクセになる。
終始、懐かしい気分に浸りながら完食。この日は、午前11時とランチタイムには早めの時間帯に訪れたのだが、席は半分以上埋まっていた。客層は40代のビジネスマンが中心だ。
駅ナカという利便性とカフェ利用もできる点で人気なのだろう。店舗が激減したハンバーガーチェーン店といえば、400店から27店に激減し「絶滅危惧種」と言われながらもここ数年で業績がV字回復した「ドムドムバーガー」がある。
サンテオレも、ここからの巻き返しを期待したい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)